TRIP
写真で見るイタリアの街
とにかく旅に出よう
以前勤めていた職場の前職のデザイナーさんからローマやフィレンツェの旅話を聞くにつれ、徐々に旅の野望が高まって頂点に達した2007年夏。お盆時期直前の高い航空チケットのみ買ってとりあえずローマに飛びました。
2007年は3泊4日という短い滞在。。(;´・ω・) それでも初めて訪れた地で、言葉もロクに通じなければ、さらにネット接続やGoogleMapsが常時使える今と違い、これもう身ぐるみ丸ハダカにされ暗闇を手探りな感覚でしたw。(表現ところどころオカシイww)
2007年の短いローマ滞在中の最終日に足をのばしてウンブリア州のオルヴィエートの街へ日帰り小旅行。今みたいに券売機も古く使い物にならなかった時代なのでw、なんとか窓口で列車の切符を購入。。( ゚∀゚) 俺っちガンバッタ☆
オルヴィエート最古の教会がヒッソリ静かに佇むこの写真の場所からの眺めは、ウンブリア〜トスカーナへ続く大地は広々と緑がどこまでも続き、空の青さがより一層引きたつ綿密に描かれ完成されたカンペキな絵画のような景色でした。お気に入りの場所です。
さらに未踏の地へ
2008年ふたたびローマからオルヴィエートへ。予め1泊宿を予約し、絶好の晴天の中、大聖堂や町外れの古い教会などを見て歩きました。
出発前に換金せずオルヴィエートまで来てしまい、銀行が閉まっていたり街路脇のATMでもカード拒否され、仕方なくホテルで換金してもらったけれど、換金レートも凄く良心的だったのはさすがに☆4つついたホテルなのかなと、、w。
2008年のチャレンジは、夜行列車☆ ヽ(`・ω・´)ノ ネット予約で乗車券を購入して印刷したチケットを検札のとき見せるだけ。今では購入済乗車券はPDFで送られてくるので、スマホ画面を見せるだけw。ε- (´ー`*) カンタンチンな時代になりました☆
夜行列車に一晩寝て過ごし早朝降りた駅は、アドリア海沿いにあるバーリ。ここからさらにローカル線(Ferrovie Appulo Lucane)に乗り、マテーラを目指します。ローカル線の駅舎はどこにあるかわかりづらく、その辺の人に尋ねた覚えが、、w。
乗車券を買いホームに上がって待つとまっすぐな線路の先からサイケデリックな何かが近づいてきたんですが、これがマテーラまで乗った列車です。。( ゚∀゚) スゴイネ!でも、これも数年後に新型車両に変わり今では見ることができないです;;
バーリはプーリア州にありますが、マテーラは、ずっと内陸のバジリカータ州にあります。バーリ〜マテーラ間はローカル鉄道で1時間半くらいです。日祝などは運休、またタイミングにより途中駅のアルタムーラ(Altamura)からバス運行のときもあります。
マテーラ旧市街の丘から渓谷に広がる洞窟住居(Sassi)は、ユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録され、独特の景観です。まさに絶景の大コーフンです。w
泊まったホテルは、この2008年当時、新しくできたばかりのホテルだったらしく、ところどころまだ工事に入っている状態でしたw。旧市街の洞窟住居をリノベして洞窟感を残しつつ作られています。
狭めのダブルベッドルームなのに窮屈に感じないのは洞窟構造を利用したロフトだからかな。。逆に楽しめましたw。( ゚∀゚) ベッドルームの窓からの洞窟住居群の眺めが素晴らしかったし。
さて、、旅程ではマテーラからアマルフィへ移動予定の日。それが日曜で、、何も調べずローカル線運休だとも知らずに来てしまったポンコツなワタシでしたww。
フェランディーナという駅までのバスが出ているらしく、そこから列車に乗ればサレルノまで行けて、さらに路線バスか船でアマルフィまで辿り着けそうなので、すぐ行動に☆w
フェランディーナの駅に着くと、駅舎にはちいさなバール(Bar)だけがあり、この店にいた女のコが列車の乗車券を発券してくれました。
サレルノからバスに乗りアマルフィへ着いたのは暗くなってから。。ホテルは L'Antico Convitto ... ここも当時新装オープンして間もない感じでした。今では直前予約が難しいほど人気のホテルになった様ですw。( ゚∀゚) 部屋のLAN回線が使い物にならなくてフロントの回線を使わせてくれたりw、オーナーやスタッフの対応がとても良かったです。深夜スタッフが漫画「ベルセルク」ファンでしたwww。
翌朝ゆっくり起きてゆったり朝食。アマルフィからバスで30分程のラヴェッロ(Ravello)の街へ。海抜350mのヴィッラ・チンブローネ(Villa Cimbrone)のテラスでは、ワーグナーの曲(の練習w?)が途切れ途切れに聞こえてきたり、大きな蝶がひらひら舞う、楽園でした。ε- (´ー`*)
一旦アマルフィへ戻り、船でポジターノへ。。
(・ω・;) ここは高級リゾート地のニオイがプンプンしていて、ゴツいカメラ持ったニホンジンノワカゾーがふらふら歩いてるとすぐさまガン見されつつw、風景を堪能しました。
アマルフィ最終日、午前中の明るい陽射しの中を散策。その後、船でナポリへ。
2008年の初ナポリ。噂どおりのゴミだらけっていう、想像していた感じではなかったですw。業者がスト起こしたり等のタイミングによるらしいです。
ここで来たかという感じに深夜の列車が運休ww。(・ω・;) バス路線もあるけれどローマまでの時間もあるしタクシーしかない?? 今になって考えると宿キャンセルしてナポリ1泊の方が安く済んだけど、まいっかw。
ローマではフラっと入った教会でカラヴァッジォの三部作を堪能☆ ε- (´ー`*)
つづく ( ゚∀゚)